新年度が始まり、6月16日(水)19:00~ 第一回例会・会員限定(Zoom)が15名の参加で開催されました。
例会に先立ち、新会員の加藤絢(かとう あや)さんに自己紹介をして頂きました。(途中で子どもさんに事件が起きて、画像にはいませんが💦)
今回の例会テーマは「SDGsをビジネスチャンスに」。講師は、中村綾菜さん(SDGs構築支援サスティナ)でした。
参加された方は振り返りと宿題のために、残念ながら参加できなかった方は、例会内容の確認のために、ぜひご一読ください。
最近よく聞くSDGsっていったい何??
ビジネスチャンスってどういうこと??
そこのところを、綾菜さんが資料を使って丁寧に説明してくださいました。
一度ですべてを理解するのは難しいけど、まず一歩を踏み出しましょう。
<大企業はもう始めている>
もちろんそんなことはお構いなしな企業もありますが、知っている企業がSDGsに取り組んでいる。そして、中小企業だって始めている。そういえば、カラフルなドーナツ型のバッチを付けている人をときどき見かけるようになりました。
これまでは、企業の営利活動と、社会的に良しとされる活動(社会善)は重なり合う部分が少なかった。しかし、これからは営利活動と社会善を同時に実現しよう、というのが「SDGsをビジネスチャンスに」ということなのだと理解しました。
その根底にあるのが、「このままでは地球は今の世代で終わりになるかもしれない」「平和で安定した豊かな社会がない限り、企業の繁栄はない」(ユニクロ柳井氏)という認識です。
SDGsは、
・ビジネスのチャンス・・・世界中、官民、異業種がつながる
・世界を変えるチャンス・・・貧困、格差、差別、温暖化などなど、、、
につながっていく社会の流れです。
<導入と考え方>
ではどのように取り組んでいけばいいのでしょうか。
綾菜さんによれば、ポイントは3つ。
①バックキャスト
現状からこうするべきを考えて未来を想定するのではなく、理想の未来(SDGsの目標)からこうしたい、こうしたらうまくいくを考える。
②誰一人置き去りにしない、取り残さない
何かを選択するために別の何かを犠牲にするのではなく、日本企業が大事にしてきた三方よしの発想(世間良し売り手良し買い手良し)さらに、世界良し、次世代良し、作り手良しの視点をプラス
③地球規模
身近な話題は、世界とつながっている。
<さあ、では私はどうしたらいいのか>
では、何から始めたらいいのでしょうか。
ポイントは、「どうやってやるか」ではなく、「なにのためにやるか」
なに(what)をどうするか(how)
↓
なぜするのか(why)、だからこうする(what)(how)
私の、あなたのなぜするのか(why)を考えてみましょう。
綾菜さんのお話はここまで。すべてを理解するのにはまだまだ時間がかかりそうです。しかしその考えるプロセスこそ大事。私のなぜ、あなたのなぜを出し合って、ブラッシュアップしていきましょう。それが次回例会までの宿題です。
例会に向けて大麦ママこと重久弘美さん(株式会社大麦倶楽部)に参考資料(大麦ストロー)を出していただきました。
これについては、また大麦ママの方からご説明していただけたらと思いますが、大麦ママの「なぜするのか」が大きな輪になっていく様子を垣間見ることができて、すごいなと思いました。
まだまだ「どうなることだろう」と不安もあります。が、なんだかワクワクしてきています。どんな世界を目指すのか、楽しんでみましょうよ。
今回のブログ担当、山田英夫商店(キッチンナイフやまだ)西本ひさゑ が書かせていただきました。
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